10ヶ月続けた5行日記を振り返る

今年の2月、「私がはじめた今年からの新習慣」という記事を投稿しました。そのなかでいちばんはじめに取り上げた新習慣が「五行日記」でした。

「五行日記」は、先月読んだ岡田斗司夫著『あなたを天才にするスマートノート』に、第一フェーズでまず取り組むべきこととして紹介されていたものです。ノートの右側のページに、その日あったことを5つ書くだけ。ただし、気取ったり、ウソを書いたりせず、自分の本当に感じたことを書いていきます。

じつは、「五行日記」が難なく書けるようになったら、本来次のフェーズに進む、と本には書いてあるのですが、一日の終りに今日あったことを「あれはよくなかった」「これはよかった」「もっと注意しなきゃ」などと振り返ることが、ことのほか心地よく、かつ有効な気がして、第二フェーズに進まぬまま書き続けているのです。

ところで、ノートの右側のページに「五行日記」を綴ったら、左側ページはどうするのか。

前出の本の中で岡田氏は、だんだん左側のページが空いていることが気になってくるので、好きなことを書けばいい、という趣旨のことを述べています。

私自身は、「五行日記」の内容に関連して考えたことや、五行では書ききれなかった注釈などを書いていますが、この日記の威力は、ノートの左側のページにあらわれるのではないか、と感じています。

日々のちょっとした疑問や問題意識を「原因は何だろう」「どういう対策があるだろう」と自然に掘り下げる機会になるからです。

以下、10ヶ月続けるうちに身についた私なりのやり方と日記の効用について書いていきたいと思います。

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最初は左ページが開いていた

前出岡田氏いわく「だんだん左側のページが空いていることが気になってくるので、好きなことを書けばいい」。

とはいうものの、はじめて4ヶ月ほど経っても、左ページは空いていくばかり。

「五行日記」とは別に、母艦ノートもTODOリストも持っているせいかもしれませんが、書きたいことがあまり浮かばないので、6月頃には「いいや、右側ページを使い終わったら、もったいないから左側ページにまた「五行日記」の続きを書いていこう」と諦観していました。

そうだ、私はリストマニアだった

しかし、左側のページが空いちゃってる問題は、自分がリストマニアだったことに気付いたときから、解決に向かって大きく前進をはじめました。「東京出張のついでに行ってみたい場所」「自分がもっている潜在ノウハウ」「顧問先支援のポイント」など、タイトルを書いて、思いついたことを順に綴っていくだけ。後日思いついたことがあれば、書き加えておきます。

左側ページにいろいろなリストを書き始めたのがいつ頃のことだったかも、「五行日記」を見ればすぐ振り返ることができます。8月半ばのことだったようです。

9月に入り、自宅で朝食前に日記を書くようになってからは、一層左側ページが充実してきました。

5行をどう使うか?

何を書こうが自由な「五行日記」ではありますが、やったこと・あったことを書くのではなく、思ったこと・感じたことを書くようにするほうがよいと感じます。

あったことを書こうとすると、子供の日記みたいになってしまい、見返してもあまり面白みがありません。

最初は、思いつきを順に記していた私も、いつしか5行を次のように使い分けるようになっていきました。また、一行に書ききれずに二行にわたることがあってもよしとしました。

1行目には、起きた時刻と起きてからしたこと(朝ヨガ・読書等)、朝の体調(熟睡感があったかどうか等)。

2行目には、その日の大まかな行動とその反省。

3行目には、その日あった良かったこと。

4行目には、明日やりとげるべきこと。

5行目には、就寝時刻と寝る前にしたこと。

2~4行目の使い方の参考にしたのは、ネットで見た「自律神経を整える簡単な方法」です。

夜寝る前に、3つのことを紙に書き出してみる。

1つ目はその日の反省。

2つ目はその日にあったうれしかったこと。

3つ目は翌日の目標。

この順番で書くのがポイントらしい。

自律神経への好影響があったかどうかはよくわかりませんが、上記の3つのことを書こうとすると、日記に書いたことが自然に日々の行動指針になっていく気がします。

だんだんとネタ帳化してきた

左ページに各種リストを綴ったり、気になる新聞記事を貼りつけたりしているうちに、五行日記を見返す機会はだんだん増えていきました。

ノートが二冊目に入った今も、一冊目は自分のネタ帳として机の傍らに置いています。

じつはこのブログも、一冊目の左側ページにある「五行日記を振り返ると……」というリストを見ながら書いています。

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週に一度のルーティン「週に1度自問すべき20の質問」

週に1度自問すべき20の質問これはオススメです。

自分がこの一週間にやってきたことを振り返り、意味付けする。

とくに気に入っている質問は、「感謝すべき相手は誰か」。

この質問の答えとして、必ずしも自分とウマの合わない、好感の持てない人物の名前が出てくることがままあるからです。

「よく考えたら、彼には感謝すべきだ」。この気付きは、私にとって大きな価値のあるものになっています。

まとめ;見返してこそ価値がある五行日記

美しく(読みやすく)書こうという意識には功罪あるでしょう。私自身は(字の上手い下手はともかく)見やすくきれいに書こうと心がけています。私にはそれがモチベーションになっているような気がしますし、見返す時も楽だからです。

「空白のページはないかな?」「あのリストはどこに書いたっけ?」とページをめくるとき、自然と過去の記述を見返すことになります。このとき目に飛び込んでくる情報は、不思議と毎度新鮮で、役立つものになっています。

ノーブルノート