アイデアの練り方はアイデア豊かな人に訊こう

「起業のネタはどうすれば得られるのか?」「平凡なアイデアにひとひねり加えたいのだが…」。いかにしたらアイデアが得られるかは、起業を志すみなさんにとって重大関心事に違いありません。

でも、あなたが知りたいことは、たとえば「アイデアを膨らませるにはオズボーンのリストが有効と言われています」「マインドマップもいいですよ」などという一般論ではないはずです。それをどう上手く使い、得たものをどう料理するかということではありませんか?手法を知りたいのではなく、アイデアを練る上での心得や着眼点、もっといえば「感じ」をつかみたいのではないですか?

この点、アイデア豊かな人は、アイデア出しの仕方、アイデアの膨らませ方を皮膚感覚として身につけているはず。だから、アイデアの練り方はアイデア豊かな人に訊きましょう。

私の見るところ、デザイナーには、アイデアを出したり、膨らませたり、組み合わせを考えたりするコツというか、自分なりの方法論を持っている人が多いようです。

少なくとも彼らは、「まずたくさんアイデアを出してみる」「じゅうぶんに広げてから絞り込む」というアイデア出しの原理原則に忠実です。ロゴ案や広告コピーを50も100も考える、という姿勢が身についているのです。くわえて「感じ」「フィーリング」を表現する「ことば」を持っています。

アイデア豊かなのは誰か?について、いつも意識的でありましょう。そして、その人のやり方に学びましょう(できればノートやメモを見せていただくべきです)。決して目減りすることのない、一生の財産になります。

写真は、世界でもっとも権威のあるアイデア本、『アイデアのつくり方』。この本は「アイデアとは何か」を簡潔明快に著しておりおすすめです(注)。

(注)ただし、読んだからといって明日からアイデアマンになれるわけではありません。アイデア感覚は、アイデアを出すこと、吟味することで磨かれていくものだからです。

書籍「アイデアのつくり方」