大掃除の合間に聴きたいジャズ・スタンダード5選

今年も残すところわずかとなりました。クリスマスを終えれば、いよいよ大掃除でしょうか。

今回は、大掃除の合間に聴きたい、私の大好きなジャズ・スタンダードを5曲ご紹介します。あまのじゃくな性格を反映してか、私はどちらかというとエキゾチックで独特な曲調の作品が好きな傾向があるように思います。

Night And Day (夜も昼も)

「夜も昼も、あなたのことばかり」。

多くの歌手がとりあげてきた名曲ですが、私的にはフランク・シナトラ以上にこの歌が似合う歌手はいないと思います。

 I get a kick out of you (君にこそ心ときめく)

「僕はシャンペンにはときめかないし、酒にもスリルを感じない。でも君のことを思うと平静ではいられない…」。

スザンナ・マッコークルが歌ったアップテンポのバージョンも好きですが、ここではフランク・シナトラの歌を。シナトラは若いころ、スウーナー(swooner、失神させ屋)の異名をとったモテ男ですが、こんなフラれ節をミディアムテンポで歌うときがいちばん魅力的です。

Speak Low (スピーク・ロウ)

いつでしたか、ジャズ・スタンダード大全みたいな本を読んでいたら、この歌の項に「口説きのテクニックを歌ったもので、ラブソング的要素は希薄」といったニュアンスの記述をみつけ、「そんなバカな!」と思いました。

だって、「小さな声で私に愛をささやいて。私待ってるから。今すぐに。」という甘く切ないラブソングではないですか。

フォア・フレッシュメンの名唱でも知られる歌ですが、ボズ・スキャッグスもこの歌が持つ不思議な切迫感をうまく表現していると思います。

Darn That Dream (いやな夢)

「毎晩あなたの夢をみる。でも目が覚めるとあなたはいない。いまいましい夢だわ。」

マイルス・デイヴィスの名盤『クールの誕生』所収のバージョン。歌うはケニー・ハグッドです。

The Way We Were (追憶)

ロバート・レッドフォード、バーブラ・ストライサンド主演の名画『追憶』とともに歴史に残る名曲。オリジナルは、バーブラ・ストライサンド自身が歌い、大ヒットとなりました。

でも、伊藤君子の歌は、オリジナル以上の説得力をもって迫ってきます。サー・ローランド・ハナの歌伴の巧さにも唸らされます。

いかがでしたか?おすすめの曲がありましたら、「この歌もいいぞ」と、ぜひご教示願います。

Swings Easy