大型SCテナントの平均入居期間は?

新規創業者の「5年生存率」は約15%に過ぎないことがしばしば話題になります。

では、大型ショッピングセンターのテナントの「5年生存率」はどれくらいなのでしょうか?

3月23日、ザイマックス不動産総合研究所が『ショッピングセンターのテナントはどれくらい入居し続けるか?』と題する興味深いレポートを発表しています。

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入居6年目が大きな分かれ目

同レポートによると、ショッピングセンターのテナント平均入居期間は10.7年で、6年目のテナント年間退去率は約18%と他の年次よりも突出して高いことがわかります。

6年目での退去率がなぜ突出して高いのか。

その理由としてレポートは、ショッピングセンター開業時のテナント初回契約期間・形態は、「6年定期借家契約」が最も多いことや、初回の契約期間が満了となる6年目のタイミングにあわせリニューアル(テナントの入れ替え等)を実施することが多いことをあげています。

小・中規模テナントの6年目累積退去率は47%

テナントをさらに、契約面積150坪以上・150坪未満にわけてみると、150坪未満の小・中規模テナントの5年目における累積退去率は32%、6年目における累積退去率はじつに47%で、これを過ぎると入居期間が長期化する傾向がある由。

じつは、オープンから一年に満たないJR大分駅ビルでも、ショッピングセンターでの店舗運営に不慣れな店舗の不振が伝えられ、すでに撤退組が水面下で動いているようです。

駅ビルへの出店経験豊富なテナントがこれに取ってかわるのか。動向が気になるところです。

ショッピングセンター写真