『女性のための創業セミナー2020』開催のおしらせ①

大分商工会議所は、令和2年2月8日(土) 、2月15日(土)、2月22日(土)にわたり、全3回(10:00~15:00)の『女性のための創業セミナー』を開催します。

講師は、弊社代表社員の長野研一がつとめます。

令和2年1月29日(水) までにお申し込みください。

以下に、 今回のセミナーの「予告編」を掲載しました。

映画に予告編があるように、創業セミナーにも予告編があったほうが親切だと思ったからです。だって、そのほうが自分にあったセミナーかどうか判断しやすいじゃないですか。

開催概要・お申し込みはこちらhttp://oita-cci.or.jp/6974

何をやるかより、何をやらないかが決定的に重要

各所で多数開催されている創業セミナーは、創業の心構えからはじまり、経営・財務・販路開拓・人材育成など創業のための基礎知識について学び、ビジネスプランを作成し、それを発表して終わるのがお決まりのパターンになっています。

「戦略とは何をやらないかを決めること」。 ビジネスの世界で、よく言われることです。

ビジネスのスタート地点に立とうとする人たちの道案内をする創業セミナーにも、「何をやらないかを決めること」が求められるのは当然でしょう。

今回のセミナーでは、限られた時間に、話すべき内容をぎゅうぎゅうに詰め込むよりも、セミナー受講者にすぐに役に立つこと、しかもこれからビジネス経験を積んでいくうえでベースになるエッセンスを身につける場にしたいと考えています。

昨年、日本ラグビーフットボール協会のコーチングディレクターである中竹竜二さんの講演を聞く機会がありました。 この件に関しては、『人は研修では変われない』と題してブログに詳述しましたが、いちばん印象に残ったのは、中竹さんの次の言葉でした。

『講演やセミナーの成果を測る方法として、参加者の満足度がよく用いられますが、あれは無意味です。今日的には、転移率すなわち学んだことがどれだけ現場での実践につながったかが重要です。では、その転移率は、世界平均で何%くらいだと思いますか。なんと8%です。つまり、一般的な研修はほとんど現場では生かされないということです。それはなぜか。その人の身の丈に合ってない、あるいは繰り返しにより定着させることができないから。人は研修では変われない。人はトレーニングによってしか変われないんです。』

このセミナーでやらない4つのこと

1 網羅的な講義はしません

経理とは、労務とは、マーケティングとは…というような網羅的な講義はしません。 そのかわり、参加者の皆さんのいちばん知りたい「成功の秘訣」だけをお伝えします。

創業に役立つ知識を網羅した副読本を配布しますので、後日読み返してお役立ていただけると思いますし、「経理や会計について勉強したい」「マーケティングについて知識を身につけたい」と問題意識が明確なら、別途目的に合ったセミナーを受講されるのも有益でしょう。

2 ビジネスプランは作りません

経営計画書は作りません。なので、大団円で終わる経営計画発表会もしません。

自分の考えを紙に書いて可視化するのは、物事を検討するたいへん良い方法です。しかし、経営計画書のフォーマットは、まとまりきらない考えをカタチにするのに適しているとはいえません。わからないことをわからないままにし、数字は適当に鉛筆をなめ、自分のやりたいことや夢を綴った自称経営計画書に意味はないと思います。

そのかわり、「世の中は何を求めているか」を掘り下げ、「そこに自分が提供できるものは何か」を考えていきます。「自分のやりたいこと」を起点に考え始めてしまうと、世の中が見えにくくなってしまうので、まず世の中に目を向けようというわけです。お菓子でもつまみながら、リラックスして進めていきましょう。

3 長々とグループワークをしません

ペアワークやグループワークは、他の参加者の考えを知り、自分の問題意識を深めるために大変貴重なものです。

しかしそれは、あくまでも個人ワークを実りあるものにする手段に過ぎません。当セミナーでも、ペアワークやグループワークをふんだんに取り入れていますが、いずれも短時間(数分間)の意見交換にとどまります。当然、グループ発表などはしません。グループワークに長時間を割くのは、限られた時間の使い方として適切ではないと思うからです。グループ発表のために、はなから落としどころを忖度して進める話し合いほど、非生産的なワークはないと思っています。

「ワークを取り入れないと、受講者のみなさんが眠くなっちゃうから…」と言う人もいます。でも、そもそもグループワークは眠くならないためにやることではないはずです。眠くなるようなコンテンツにした時点で、講師の負けです。

4 いきなり発言を求めたり、答えさせたりしません

カリキュラムの区切りごとに「理解度クイズ」をご用意しています。しかし、回答はレジュメに記入していただくにとどめ、自己採点いただくことにします。

以上、「このセミナーでやらない4つのこと」についてご紹介しました。当セミナーのプログラムの詳細、そして何より「転移率の高いセミナーにするためにどうするか?」については、後日あらためてご紹介します。

お申込み・お問い合わせをお待ちしております。